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さようなら余部鉄橋 - 2010.04.28 Wed

餘部ロド


4月最終週の北近畿紀行、ふたつ目の目的は兵庫県美方郡香美町にある余部鉄橋を見ることでした。

国道178号線上を架橋する余部鉄橋、現在架け替え工事が着々と進められています。

餘部


餘部新橋梁

               餘部新橋梁


ここでちょっとお断り・・・

「あまるべ」には「余部」と「餘部」のふた通りの表記があります。
一般には地名と同じ「余部」が使われ、この橋梁も余部鉄橋と表記されます。
ただ、駅名には「餘部」が使われており、現在でも混在して使用されているようです。



- 閑話休題 -

余部鉄橋は明治45年に完成した日本最大のトレッスル橋。

トレッスル橋とは架台の橋脚の上に橋桁を載せる構造の桁橋のことをいいます。

こんなお姿ね。
余部鉄橋
これは架け替え工事着工前の鉄橋のみの頃の雄姿 (wikipediaより借用しました)


餘部鉄橋

餘部鉄橋


最寄り駅は餘部駅、その餘部駅は余部鉄橋の西側たもと山腹にあり、
そこへは斜面を登っていかなければなりません。


その斜面途中からのトレッスル
餘部トレッスル

雄大というか荘厳というか、とても明治45年に造られた建造物とは思えません。


更にえっちらおっちら斜面を登っていくと餘部駅にたどり着きます。
餘部景色

駅といってもホームがあるだけの無人駅で、乗車券回収箱があるのみで券売機もありません。
現在は仮設の待合所が設置されています。
餘部駅


ホーム背面には新設の擁壁が造られています。
新橋梁建設のために斜面を掘削したんでしょう。

以前はその位置に展望台があって余部鉄橋を含めた日本海の眺望が楽しめたようです。
今は工事中のため、その展望台も廃止されているようでした。

それでも駅ホームから見える景色で必要十分、満足を得られる眺望です。

餘部景色


新余部橋梁は今年7月に完成、9月には供用開始予定とか・・・
当初予定よりも順調に工事が進捗し、完成時期が早まったそうです。


まもなくその任務終えようとしている余部鉄橋
餘部現路線


これからその役目を担っていく新余部橋梁
餘部新路線


山陰本線といっても単線で運行本数も一時間に一本程度のローカル路線。
餘部景色


この日は時刻も何も調べずに行ったんですが、偶然にも浜坂行きの列車が来ました。
餘部電車

餘部電車

私は鉄っちゃんではありませんが、やっぱり列車がいると画になりますな。(^^)



前述しましたが、この余部鉄橋は明治45年に完成しています。

長さ310.59m、高さ41.45m、11基の橋脚と2基の橋台、
そして23連の橋桁を持つトレッスル式橋梁が当時の最高の技術を駆使して建設されました。

総工費はその頃の金額で約33万円、現在の価値に換算すると40数億円規模のものだとか。
当時としては一大プロジェクトだったことが伺えます。

餘部鉄橋


しかしながら、この余部鉄橋は悲しい歴史も有しています。

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、昭和61年の年末に列車転落事故が起きました。

日本海からの突風にあおられて橋梁中央部付近より客車7両が転落しました。
客車は橋梁の真下にあった水産加工工場を直撃し、従業員の主婦5名と乗務中の車掌1名の計6名が死亡、
客車内にいた日本食堂の車内販売員1名と水産加工工場の従業員5名の計6名が重傷を負いました。

餘部慰霊碑 
  事故のあった現場跡には慰霊碑が建立されています。










今年中にその100年の歴史に終止符を打とうとしている余部鉄橋、
廃線後は、取り壊すのか保存していくのか、その処遇は未だ未定のようです。

余部鉄橋

(4月24日兵庫県香美町にて)

● COMMENT ●

No Title

この鉄橋の事故、憶えていますよ。
ちょうど予備校生活2年目で同じ下宿に香住出身の人がいて、その彼が帰省中だったので事故に遭ってないかと残ったみんなで心配したような・・・。
こうして写真で見るとものすごい高さですね。

こんなになっているんだ

着工前に一度見に行きました。
RC構造の橋になるって聞いて・・・
遠くから見えてきた鉄橋は「え!、こんな華奢でいいの?」って素人からすると驚きなんですが、
近づくと「すごいなー」って。
おっしゃるように「雄大というか荘厳」がぴったりな表現かと
所々錆びているんですが、きっちりと補修されていて手入れのよさも印象的でした。
架け替えられてより安全に運行できればそれが一番でしょうね。

ところで、「出石そば」食べられました?

ピィ様

この事故はちょうどわれわれの学生の頃でしたよね。
ご知人の方も何事もなくて何よりでした。
私も年末で帰省中の実家でニュースで見ました。
その前年に鳥取砂丘へ行く道中に通ったので記憶に新しく衝撃を憶えた思い出があります。
現物を見るとそのスケールに驚嘆しますよ。

7駆様

おっ!ここもおさえていらっしゃるんですね。
さすがです。(^^)
近隣周辺では列車が通過する度に天から錆が舞い降りてくるという苦情が出て、その保守には万全の体制で対応したそうです。
だからいつまでもこんなにきれいなんでしょうね。
RC橋に変わるのは仕方ないことですが、ちょっと忍びないです。

出石そば~出石の街を通り抜けたんですが今回はパスしました。
なぜなら5月の第2週に私の地区の区民旅行先が出石で昼食がおそばだから。
それに「卵かけごはん」のすぐあとだったし。(^^ゞ

迫力~ッ

こんなに近くから見れるんですね!迫力あるでしょうね
何とも言えない鉄骨の味わい。古い時代の力強い姿を感じます。
今度は東京タワーがスカイツリーに変わるって感じなのかな?
ちょっと寂しいけれど、何とか良いカタチで保存して欲しいものですね。

路渡カッパ様

まさに迫力、現物を目の当たりにするとその迫力に圧倒されますよ。
それより、その時代にこれだけのものを造り上げた、そのことに感動と驚嘆を憶えます。
このまま現状保存できるといいんですけど、前述したように橋梁直下の住民の方々の多くは撤去を望んでいらっしゃるようです。


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